2013年08月
2013年08月23日
秘密基地公演 『Seclet()』Home 演出日記その1
この度、初めて演出をとらせて頂きます。
これから何度かにわたって、Homeの稽古風景。思うこと。その他いろいろを書いていけたらなぁ、と思います。
稽古日報の延長線上みたいなもので、その日ではなく一週間、一ヶ月とかいうちょっと長めのスパンでお送りします。
さて、7月末~8月にわたってオーディションをし、本格始動しましたこの公演。
企画自体は作者、三島和也氏が発案し、紆余曲折ございまして、わたくしが一つの作品を預かったという形でございます。
演出という立場に立つのは初めてですし、慣れない事も分からない事もたくさんありますが、任命して下さった三島和也氏、私のやりたい事に同意して下さったアナザー参加者各位、後押しして下さった皆様にただ感謝ばかりです。
まず、演出するにあたり、台本の読み込みから始めたわけでございますが、この台本でまず一番強いメッセージは何か?
そのメッセージを伝えるには何が必要か。
それぞれの役の役割、立場、お話しの中での立ち位置、意味合い。
そんなものの読み解きから始めました。
転機与砲では別の名前で何度か役者をしておりますが、全く違う台本の読み方をしなければ、おそらく求められているものを読み解く事はできないだろう、と思い、論文を読み進める気持ちで読みました。
その作業は高校時代の国語の授業や、大学時代のゼミの授業、色々なものを思い起こさせました。
作品自体のキーワード。
役から感じたものをつなぐキーワード。
作中にある言葉もあれば、ないものもある。
とても不思議な時間でした。
舞台は自分の生き様であるのかなぁ?なんて思います。
わたくし如きが何かを語るという事もおこがましい事でありますが、舞台と自分という関係は不思議でならないものであります。
そこには圧縮と拡散、自分と他人、主観と客観様々に対になるものが渾然一体となり、自分が輪郭を与えたものが揺らぎ、本来は同一の場所に、時間にある。
さながら宇宙のようなものであると思います。
自分の自覚の無い部分が揺らぎ、震え。そこに感情が与えられる。
不思議なことこの上ないものです。
そうこうしながら、もう一人の演出、弥生さんと何日もにわたって喧々諤々としながら、キャスティングが決まったのが8/1。
Homeの台本をとった時点で、私の中には一つ決まりきった強い核がありました。
それは、ザ☆ローリーという役者です。
主役に据えた理由として、信頼ももちろんありますが、彼自身の羽化。今がまさにその時。
そしてその羽化こそが、このHomeの命運を握っていると確信しています。
そして新人の春風日和子、飛登美兄、我愛奈あん子を迎え、出発したHome。
最初は根拠の無い自信でしたが、稽古を重ねる毎に一歩ずつ確信に近づいています。
『これはとんでもないものができるかもしれない』
これから先、たくさんの障害はありますが、それでもなお、絶対にいい芝居になると思っています。
今まで賭けるつもりもなかった自分の名前を賭け、私は一歩も逃げません。
本番まできっちりと向かい合います。
皆様最後までよろしくお願いします。
2013年08月21日
次回公演、本格始動。

2013年08月18日
8/18 Homeの稽古!
初めましてです!春風日和子と申します。
7月に入団して、今回が転機与砲では初めての舞台です。
本番に向けて全力で頑張ります(*´∀`*)
それでは、本日の日報をば。
13:00~18:30
参加者:我愛奈さん、弥生さん、兄ぃさん、ローリーさん、日和子
アップをしてから、ワークを2つしました。
・みんなで手を叩くタイミングを合わせるもの。人数が少ないのもあり、比較的早く合いました。
・曲を聞いて、他の人の身体を使って彫刻を創るもの。人によって曲の捉え方が違うので、見ていて面白かったです。
それからは、今までやってきた場面の復習です。
前回上手くいったのに、今日はなーんか違うなあってところがあれば、
逆に今日なーんか調子良いなあってところがあったり。
人間が作るので当たり前ですけど、お芝居は生き物のようですねえ(-ω-)
いろんな発見をしつつ、より良いものになるよう知恵を出しあっています。
皆様にお見せできる日が待ち遠しいなあ……
2013年08月17日
8/11 Home稽古
8月11日13時~17時
アナザー稽古
稽古日報
参加者:ローリー、ぴよちゃん、吉本多恵、兄ぃ 遅刻:兄ぃ
最初は、兄ぃが遅刻した為、稽古開始は14:00前位からスタート。
直ぐに始めたわけでは無く、まずは演出と舞台監督との客席の作りの話をしました。
大体のイメージは掴めた気はします。また、弥生姉さまと、話をする必要あり!?
まず最初に台本幕場が付きました。Homeは全部で15幕で構成されています。by多恵
各役者、それぞれ、台本に幕場を書き込んで、演出は次は第●幕やるよー!
みたいな感じで稽古が進んでいきました。
その後は、台本に基づき本読み稽古座ったり立ったり移動したり、
各個人のイメージで諸々動いていました。
そんな中で、演出からのお題に基づいたイメージでの本読み練習が行われました。
これが、今回の公演の一番の肝になる部分の稽古です。(頑張れローリー)
まずはロックとセーブ(頑張れローリー)、続いてそこへテクノ現る・・・去る。
この幕の練習を何度か行う。
このシーンは別舞台上で行われる予定なので、舞台監督の私としては、
舞台の幅を意識して貰う様に役者に発信。
その後、ロックとテクノ。その後、ロック・テクノ・セーブそろい踏み(ラス前子供の頃のシーン)
などなど・・・。(頑張れローリー)
今日はアンビは演出補佐が居ないと観て貰えない為、稽古せずでした。
響どのお願いします。があな姉さんを宜しく頼みます。
そんなこんなで、最後はイメージを意識する本読みを行い、
稽古を締めました。(頑張れローリー)
ローリー君へ、何をいまさら・・・な事ですよ。
エースの自覚を持ってください。
少なくとも私はリスペクトしています。
長文で日報になってないかもしれませんが、
通りすがりの敏腕プロデューサー、テクノより