皆さん、チョチョチョリーーース!!
月邑です。

日増しに随分と暖かくなってきましたね。
家の近くの桜も、満開!!
近くの公園は花見客が、バーベキューしたり弁当広げていたりと、行楽日和な風景を横目にしつつ、稽古場へやってまいりました。

いやー、こう暖かくなりますと、何が凄いって花粉が凄い。
車を洗車したばかりなのに、車体が黄色みを帯びていて、ちょっとゲンナリした私です。
春の日あるあるかもしれないですね。

さて、前置きはこれくらいにして。
4月7日の稽古日報お送りします!




参加者:いっぱいいたの!!!!!




今日の稽古は最初っから最後までみっちりぎっちりミザンスです。
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ミザンスって何?ってとこなんですが、語源はおフランスの言葉のミザンセーヌが元のようでした。
(参考:Wikipedia)

ミザンスは、お話の筋や、登場人物を作り出すこと。
総じて演出と訳される言葉です。

ほかの劇団さんでどう呼んでいるのかは浅学のため知らないのですが、転機与砲ではミザンスは主に、登場人物の立ち位置、導線の定義づけ、殺陣の段取り、物のデハケ等を作る段階を表します。
要するに、舞台の上に何をどう置いて、どう動かすかという段取りをつけること。

役者は、演出の指示した導線・アクトエリアの定義の上で、自分の役を演じていくのです。
ここから何を盛るか。
何を削るのか。

役者はミザンスを元に演技プランを変更したり、逆に演出に演技プラン優先してもらうためにミザンス変更を検討してもらったりと、相互にすり合わせや意見交換をしながら舞台を作っていくわけです。

舞台を作る上で、このすり合わせの時期っていうのはやっぱり一番楽しいです。
もちろん、自分の意見が全部通るわけじゃないので、胃が痛い作業でもあるわけですが。

でも、自分の意見が例え通らなくても、考えつかなかったようなアイディアを提案された時のアハ!!って感じの快感はヤバいです。
アドレナリンがドバッと出ます。
役者やってて一番楽しい瞬間かもしれません。

休憩もほんの束の間とっただけで、13時から16時過ぎまで、ぶっ続けで前半戦のミザンス確認と、まだついていなかったところを演出さんにつけてもらって、本日の稽古は終了しました。





こんだけミザンスは基本のキ!と言っている傍で、ほんとーーーにこんなこと言うの格好わるいんですが。



ほんと、


ついて行くのに、


必死でした。


( ゚д゚)ファー



今週の水曜からは、後半戦のミザンスが開始です。
後半戦はら話の展開や、登場人物たちの複雑な人間模様がぐるぐると万華鏡のように動きます。


しっかりと読み込んで、ミザンスと演技プランを織り合わせながら、より深く役の内部まで抉り混んで、役に自分を浸透させていこうと思います。

水曜の稽古が待ち遠しいぜ!!